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i026|衣帯不解(いたいふかい)とは?誠心誠意尽くす姿を表す四字熟語

目次

衣帯不解の読み方と意味

■ 四字熟語

衣帯不解(いたいふかい)

■ 意味

病人の看病や重要な任務に当たるため、衣服や帯を解かずに寝泊まりするほど尽くすこと
転じて、誠心誠意、休まず物事に取り組む姿勢を表します。


衣帯不解の由来・出典

■ 出典

『後漢書(ごかんじょ)』光武帝紀

「衣帯を解かず」
皇帝が病人を看病するために、衣服や帯を解かず、そばに付き添った故事に由来します。


衣帯不解の使い方と例文

■ 用例

  • 父の看病のため、衣帯不解の日々を過ごした。
  • プロジェクト完成まで、衣帯不解の努力を続けた。
  • 彼の衣帯不解な働きぶりには感服した。

衣帯不解と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
寝食忘却しんしょくぼうきゃく食事や睡眠も忘れて没頭すること
命懸一念いのちがけいちねん一心不乱に命を懸けて行うこと
廃寝忘食はいしんぼうしょく休まず熱中して物事を行うこと
呉越同舟ごえつどうしゅう対立する者同士が協力すること
臥薪嘗胆がしんしょうたん目的達成のため苦労を重ねること

まとめ:衣帯不解は、全力で尽くす姿を表す言葉

「衣帯不解」は、古代の看病の逸話から生まれた四字熟語で、全力で人や物事に尽くす誠実さを象徴します。現代でも、看病・仕事・研究など、休まず努力する姿勢を表現する際に使える言葉です。

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