i070｜一枚看板（いちまいかんばん）とは？組織や団体の顔を表す四字熟語

一枚看板の読み方と意味

読み方

いちまいかんばん

意味

「一枚看板」とは、その組織や団体・店・集団を代表する存在や人物を意味します。

• 「一枚」＝唯一の、特別な
• 「看板」＝外に掲げて店や団体を示す標識。転じて、その存在を広く知らしめるものや人物を指す。

つまり、団体の顔として活躍し、評価や評判を左右する存在を表す言葉です。

一枚看板の語源・由来

出典・由来

もともとは商店や劇場の前に掲げる板（看板）から生まれた言葉です。
看板は客を引き寄せるための「顔」であり、そこから転じて団体を代表する人や物を指すようになりました。特に歌舞伎や芝居の世界で「一枚看板」と呼ばれる俳優は、その劇団の中心的人物を意味します。

一枚看板の使い方と例文

使用シーンのポイント

• 企業や団体の主力メンバーを表す
• 芸能・スポーツ・ビジネスの世界での中心人物を強調
• 団体や店の評判を左右する存在を称えるときに使う

例文

• 彼はチームの一枚看板として、常に結果を出し続けている。
• この選手が抜けると、チームの一枚看板を失うことになる。
• 彼女は劇団の一枚看板であり、その人気は絶大だ。

一枚看板と関連する四字熟語

四字熟語	読み方	意味
看板役者	かんばんやくしゃ	団体や劇団の中心となる役者
花形役者	はながたやくしゃ	人気や実力を兼ね備えた主役級の役者
中心人物	ちゅうしんじんぶつ	集団や組織の中心となる人物
看板娘	かんばんむすめ	店や組織の人気を高める女性
第一人者	だいいちにんしゃ	その分野で最も優れた人物

まとめ：一枚看板は団体や組織の象徴的存在

「一枚看板」は、その団体や組織の評価を左右する顔となる存在を表す四字熟語です。
ビジネスやスポーツ、芸能など幅広い分野で使われるため、日常会話や文章でも覚えておくと便利です。