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i105|一切合切(いっさいがっさい)とは?すべてを表す四字熟語

四字熟語「一切合切(いっさいがっさい)」
目次

一切合切の読み方と意味

読み方

いっさいがっさい

意味

「一切合切」とは、何もかもすべて、全てを残らずという意味の四字熟語です。
日常会話でも使われる比較的口語的な表現で、「全部」「何から何まで」というニュアンスを持ちます。

  • 「一切」=すべて、残らず
  • 「合切」=全部、何もかも

この2つの語を重ねることで、強調の意味合いが生まれています。

一切合切の語源・由来

出典

特定の古典的出典はなく、日本語の口語表現から発展した熟語とされています。
「一切」も「合切」もそれぞれ独立して「全部」を意味するため、両方を合わせて強調的に使うようになったと考えられます。

一切合切の使い方と例文

使用シーンのポイント

  • 「全部」や「すべて」を強調して言いたいとき
  • 文章よりも会話でよく使われる
  • カジュアルからややくだけた場面まで幅広く使える

例文

  • 荷物を一切合切まとめて持ってきた。
  • 借金を一切合切返済した。
  • 机の上の物を一切合切片付けてください。

一切合切と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
完全無欠かんぜんむけつ欠点や不足がまったくなく完全であること
一網打尽いちもうだじんまとめて全部捕らえること
残らず全部のこらずぜんぶ何も残さず全て
全知全能ぜんちぜんのうすべてを知り、何でもできる能力
悉皆成仏しっかいじょうぶつすべてが救われること(仏教用語)

まとめ:一切合切は日常でも使いやすい万能表現

「一切合切」は、“すべて”を強調して表すカジュアルな四字熟語です。日常会話や文章で、「全部」「何から何まで」という意味をはっきりと伝えたいときに便利な言葉です。

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