目次
雲行雨施の読み方と意味
読み方
うんこううし
意味
「雲行雨施」とは、雲が行き渡り、雨が万物を潤すように、為政者の徳が広く人々を潤すことを意味します。
雲行雨施の語源・由来
『詩経』からの引用に基づく表現。雲と雨を善政のたとえにした比喩で、王や天子の徳が広く民衆を潤すことを示します。
雲行雨施の使い方と例文
- 聖王の徳は雲行雨施のごとく国を潤した。
- その政治は雲行雨施のように民に恩恵を与えた。
- 雲行雨施の理想をもって施政すべきだ。
雲行雨施と関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
沛然下雨 | はいぜんのあめ | 恵みの雨が盛んに降るように恩恵が広がること |
風行草偃 | ふうこうそうえん | 徳が自然と人々に従わせること |
雨露霑濡 | うろてんじゅ | 広く恩恵を施すこと |
治国安民 | ちこくあんみん | 国を治め民を安らかにすること |
王道楽土 | おうどうらくど | 王の徳によって安楽な国土 |
まとめ:雲行雨施は、徳の広がりを表す古典的表現
「雲行雨施」は、為政者の徳を自然現象になぞらえた表現で、政治理念や古典文にふさわしい言葉です。
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