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a037|暗中模索(あんちゅうもさく)とは?手探りで解決策を探る四字熟語

目次

暗中模索の読み方と意味

■ 四字熟語

暗中模索(あんちゅうもさく)

■ 読み方

あんちゅうもさく

■ 意味

「暗中模索」とは、先の見えない状況の中で、手探りで解決策や方法を探し出そうとすることを表す四字熟語です。

  • 「暗中」は、暗闇の中、見通しが立たない状態を意味し、
  • 「模索」は、あれこれ試しながら探ること

転じて、不確実な状況や情報が不足した中でも、あきらめずに探求する姿勢を表現します。

暗中模索の語源と出典

■ 出典

漢籍ではなく、日本で古くから使われてきた熟語で、特定の古典的典拠はありません。
ただし、「暗中にして模索する」という言い回しは、漢文や故事成語的な語感を持ち、広く一般に定着しています。

暗中模索の使い方と例文

■ 用例・使い方

  • 新事業の立ち上げは、最初はまさに暗中模索の連続だった。
  • 将来の方向性を暗中模索している段階です。
  • 情報が少ない中で、暗中模索の手探り状態が続いている。

暗中模索と関連する四字熟語

以下は、「暗中模索」と意味やニュアンスが似た四字熟語です。

四字熟語読み方意味
試行錯誤しこうさくご何度も失敗を繰り返しながら方法を見つけ出すこと
五里霧中ごりむちゅう状況がつかめず、見通しがまったく立たないこと
紆余曲折うよきょくせつ物事が順調に進まず、途中でさまざまな困難や変化があること
模糊不明もこふめいはっきりせず曖昧な状態であること
手探摸索しゅたんもさく手でさぐるように、方法や手がかりを探し求めること(類語)

暗中模索が使える場面とは?

■ ビジネスやプロジェクトの初期段階

新規事業や未経験の分野での試行錯誤を表現するのに適しています。

■ 就職活動や人生の進路選択

方向性が定まらず、情報も少ない中での模索を表現するときに有効です。

■ 創作活動や研究

明確な正解がない中でも粘り強く答えを探している過程を表す場面で使えます。

まとめ:暗中模索は「試しながら進む」前向きな姿勢の象徴

「暗中模索」は、答えが見えなくても諦めずに進む前向きな努力を表現する言葉です。
失敗を恐れず行動を重ねる中で、やがて光が差し、突破口が見える——そんな希望を含んだ四字熟語でもあります。

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