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え021|燕頷投筆(えんがんとうひつ)とは?文筆を捨て武人となる決意を表す四字熟語|【意味】:文人が武人に転身すること。筆を捨てて剣を取る。

四字熟語「燕頷投筆(えんがんとうひつ)」
目次

燕頷投筆の読み方と意味

読み方

えんがんとうひつ

意味

「燕頷投筆」とは、文筆の道を捨て、武の道に進むことを決意することを表す言葉です。

  • 「燕頷」=ツバメのような立派な顎を持つ人物(勇猛の相)
  • 「投筆」=筆を投げ捨てること、文人の道を断つこと

武勇を志す強い決意を象徴します。

燕頷投筆の語源・由来

出典:『後漢書・班超伝』

班超は下級役人でしたが、筆を投げ捨てて「大丈夫は功名を立てるべきで、書を写して一生を終えるのは忍びない」と語り、武人として功績を残しました。

この故事に由来します。

燕頷投筆の使い方と例文

例文

  • 彼の転身はまさに燕頷投筆であった。
  • 学者の道を捨てて武人となった彼を、燕頷投筆と評した。

燕頷投筆と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
投筆請戦とうひつせいせん筆を投げ捨て戦いを願い出る決意
決死奮闘けっしふんとう死を覚悟して戦いに挑むこと
一刀両断いっとうりょうだん思い切りの良い決断
起死回生きしかいせい絶望的状況から立ち直ること
一念発起いちねんほっき心を決めて事に臨むこと

まとめ

「燕頷投筆」は、学問から武勇へ転身する決意を表す故事成語です。大きな転機に挑む場面で使われる表現です。

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