目次
鉛刀一割の読み方と意味
読み方
えんとういっかつ
意味
「鉛刀一割」とは、つたない技術や能力でも、努力すれば役に立つことがあるという意味。
「鉛刀」は切れ味の鈍い刀を指し、「一割」はわずかに物を断ち切ること。そこから「不器用でも少しは役に立つ」という教訓的な表現です。
鉛刀一割の由来・出典
『荘子』外篇「徐無鬼」に由来するとされます。鈍い刀でも使い方次第で何かを切ることができるという寓話から。
鉛刀一割の使い方と例文
- 彼の働きは小さいが、鉛刀一割のごとく助けとなった。
- 鉛刀一割でも、努力を積み重ねれば社会に貢献できる。
関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
微力薄能 | びりょくはくのう | 力や才能は小さいが役立とうとすること |
九牛一毛 | きゅうぎゅういちもう | 取るに足りないごくわずかなもの |
蚊力負車 | ぶんりょくふしゃ | 微力で大きなことを担おうとすること |
まとめ
「鉛刀一割」は、微力でも使い方次第で役立つという前向きな教訓を持つ言葉です。
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