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i017|異国情緒(いこくじょうちょ)とは?海外を思わせる雰囲気を表す四字熟語

目次

異国情緒の読み方と意味

■ 四字熟語

異国情緒(いこくじょうちょ)

■ 読み方

いこくじょうちょ

■ 意味

「異国情緒」とは、外国にいるような雰囲気や、異国の文化を感じさせる趣のことです。
街並み・建物・服装・香り・音楽など、日常の中で外国文化を連想させる要素に触れたときに使われます。

  • 「異国」は、自分の国とは異なる国。
  • 「情緒」は、心に訴えかける味わいや雰囲気。

日本では、港町や外国人居留地、洋風建築などを形容する際に使われることが多い言葉です。

異国情緒の語源と背景

■ 語源・背景

古くから港町や貿易都市には、海外からの文化や品物が集まり、独特の雰囲気が生まれました。
特に明治から昭和初期にかけて、横浜・神戸・長崎などの港町は外国人居留地が置かれ、建築・食文化・風習が混ざり合った**「異国情緒あふれる街並み」**が形成されました。

異国情緒の使い方と例文

■ 用例・使い方

  • 神戸の北野異人館街は、異国情緒に満ちている。
  • 長崎港周辺を歩くと、異国情緒あふれる景色に出会える。
  • そのカフェは、ヨーロッパの片隅に迷い込んだような異国情緒が漂っている。

異国情緒と関連する四字熟語

以下は、「異国情緒」に関連する、雰囲気や趣を表す四字熟語です。

四字熟語読み方意味
和洋折衷わようせっちゅう日本と西洋の要素を組み合わせた様式
古色蒼然こしょくそうぜん古びて趣があるさま
雅俗折衷がぞくせっちゅう上品さと庶民性を併せ持つこと
風光明媚ふうこうめいび景色が美しく、趣があること
南船北馬なんせんほくば旅を重ね、各地を巡り歩くこと

異国情緒が使える場面とは?

■ 旅行・観光紹介

港町や歴史的な建物、外国文化を感じられる街を紹介するとき。

■ 店舗やイベントの宣伝

洋風カフェ、外国の祭り、インポート雑貨店などのキャッチコピーに。

■ 小説・エッセイの描写

物語の舞台や情景描写に異国文化の雰囲気を持たせたいとき。

まとめ:異国情緒は五感で味わう文化体験

「異国情緒」は、視覚だけでなく、音・香り・味など五感で感じられる異国文化の魅力を表す言葉です。
旅先や街歩きの中で異国情緒を見つけることは、日常に小さな冒険や新鮮な感動を与えてくれます。

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