目次
一言半句の読み方と意味
読み方
いちごんはんく
意味
「一言半句」とは、ごく短い言葉や文章、わずかな発言を指す言葉です。
- 「一言」=ひとこと
- 「半句」=半分の句、短い文章や言葉
会話や文章の中での短い表現やわずかな言及を意味し、肯定・否定の両方で使われます。特に、わずかな言葉に重要な意味が込められている場合や、少しの発言でも影響を与える場面で使われます。
一言半句の語源・由来
出典
明確な古典の一文に由来するわけではありませんが、漢文的な表現方法として「一〇半〇」という言い回しがあり、「一言半句」もその一つです。
古くからわずかな言葉を数える際に用いられ、日本語にもそのまま四字熟語として取り入れられました。
一言半句の使い方と例文
使用シーンのポイント
- ごく短い言葉や文を指すとき
- わずかな発言に価値や影響があるとき
- 謝罪や説明などで短くても意味深い場合
例文
- 彼は一言半句も弁解しなかった。
- その手紙には一言半句の無駄もなかった。
- 会議中、上司は一言半句だけで方向性を示した。
一言半句と関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
一言一句 | いちごんいっく | ひとことひとこと、文章のすべて |
一言居士 | いちげんこじ | 何事にも一言意見を述べる人 |
片言隻句 | へんげんせきく | わずかな言葉や文章 |
一語一句 | いちごいっく | 一つ一つの言葉や句 |
寸言寸語 | すんげんすんご | ごく短い言葉や文章 |
まとめ:一言半句は短いながらも意味を持つ言葉
「一言半句」は、短くても意味や影響のある言葉を指す四字熟語です。
会話や文章の評価、発言の有無を述べる場面でよく用いられます。短い言葉に込められた思いや意図を感じ取る感性を養うためにも覚えておきたい表現です。
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