目次
一族郎党の読み方と意味
読み方
いちぞくろうとう
意味
「一族郎党」とは、家族や親族、そしてそれに従う家来や仲間など一門全体を指す言葉です。
- 「一族」=同じ血筋を持つ親族全体
- 「郎党」=家臣や従者、同じ勢力に属する仲間
古くは武士の家や有力者の一門を表す言葉として使われ、現代では親族一同や仲間全員といった意味でも用いられます。
一族郎党の語源・由来
出典
「郎党」は中世から近世にかけて使われた武士の家臣団を意味する言葉で、「一族」と組み合わせることで、血縁と従者を合わせた勢力全体を指すようになりました。
歴史的には、源氏や平氏などの武家集団を語るときに頻繁に使われます。
一族郎党の使い方と例文
使用シーンのポイント
- 親族や仲間をまとめて表現したいとき
- 武士や歴史的背景を感じさせる文章で使いたいとき
- 会社・団体の全員を比喩的に表すとき
例文
- 戦乱の世、一族郎党を引き連れて新天地へ向かった。
- 結婚式には一族郎党が集まり、盛大な祝宴となった。
- 彼は一族郎党を巻き込み、新しい事業に挑戦した。
一族郎党と関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
親類縁者 | しんるいえんじゃ | 親族や血縁関係にある人々 |
同族同門 | どうぞくどうもん | 同じ一族や門派に属する者 |
門閥勢力 | もんばつせいりょく | 家柄や門地による社会的勢力 |
血族集団 | けつぞくしゅうだん | 同じ血縁関係に基づく人々の集まり |
親戚一同 | しんせきいちどう | 親戚全員 |
まとめ:一族郎党は勢力全体を表す力強い言葉
「一族郎党」は、血縁と従者を合わせた一門全体を指す歴史的背景を持つ四字熟語です。
現代でも、親族や仲間全員をまとめて表現する際に使え、特にフォーマルな文章や歴史小説などで効果的な表現となります。
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