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i072|一味徒党(いちみととう)とは?仲間同士で徒党を組むことを表す四字熟語

目次

一味徒党の読み方と意味

読み方

いちみととう

意味

「一味徒党」とは、同じ考えや目的を持った仲間同士で集まり、組織や派閥を作ることを意味します。
多くの場合、中立的またはやや否定的なニュアンスを持ち、派閥・仲間内の結束や利害関係による集団行動を表します。

  • 「一味」=同じ目的を持った仲間
  • 「徒党」=集まって作る仲間集団

一味徒党の語源・由来

出典

明確な古典の典拠は定かではありませんが、中国古来の「徒党」という語が、政治的・社会的に結束する集団を意味しており、日本でも江戸時代以降に仲間同士で徒党を組むことを指す言葉として広まりました。

一味徒党の使い方と例文

使用シーンのポイント

  • 政治や組織内の派閥を指すとき
  • 同じ目的のために集まるグループを中立的または批判的に表すとき
  • 小説・歴史物語で、徒党を組む場面を描くとき

例文

  • 彼らは一味徒党を組み、会社の方針に反発した。
  • 江戸の町では、一味徒党による争いが絶えなかった。
  • 一味徒党となって行動する様子は、周囲からも目立っていた。

一味徒党と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
意気投合いきとうごう気持ちや考えが一致して仲良くなること
同気相求どうきそうきゅう同じ志を持つ者が互いに求め合い集まること
朋党比周ほうとうひしゅう仲間同士で結束し、互いに利益を守ること
団結一致だんけついっち仲間が心を一つにして行動すること
群雄割拠ぐんゆうかっきょ多くの勢力が互いに拠点を構えて対立すること

まとめ:一味徒党は、仲間内の結束や派閥形成を表す言葉

「一味徒党」は、同じ目的を持つ仲間が集まり徒党を組む様子を指す四字熟語です。
日常会話ではあまり使われませんが、歴史・政治・小説の描写で多用され、組織や社会の力学を描く際に有効な表現です。

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