目次
一家眷族の読み方と意味
読み方
いっかけんぞく
意味
「一家眷族」とは、家族および近しい親族全体を意味する言葉です。
- 「一家」=同じ家に住む家族や家系
- 「眷族」=血縁や婚姻によって結ばれた親族
主に身内全員をまとめて指す丁寧な言い回しとして、文章やスピーチなどで使われます。
一家眷族の語源・由来
出典
明確な古典出典は定かではありませんが、「眷(けん)」には思いやる・顧みるという意味があり、古くから親しい家族や親族を指す語として使われてきました。
中国古典や漢詩でも、眷族は親族一同を意味する用語として頻出します。
一家眷族の使い方と例文
使用シーンのポイント
- 家族や親族全員をまとめて表現したいとき
- 礼儀正しい文章・挨拶文に用いる
- 縁談や感謝の挨拶での格式ある言い回し
例文
- この祝いの席に一家眷族そろってお越しいただき、誠にありがとうございます。
- 災害に遭ったが、一家眷族は無事だった。
- 新年の挨拶を、一家眷族そろって申し上げます。
一家眷族と関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
一門眷属 | いちもんけんぞく | 同じ家系や親族一同 |
骨肉一族 | こつにくいちぞく | 血のつながった親族 |
一家団欒 | いっかだんらん | 家族そろって和やかに過ごすこと |
門戸相伝 | もんこそうでん | 家や家業を代々受け継ぐこと |
同気相求 | どうきあいもとむ | 同じ志を持つ者が互いに引き合うこと |
まとめ:一家眷族は、親族全体を敬意を持って表す言葉
「一家眷族」は、家族や親族をまとめて丁寧に表現する四字熟語です。日常会話よりも、挨拶状・式辞・公式文書など、格式や礼儀を重んじる場面で活用できます。
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