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i093|一喜一憂(いっきいちゆう)とは?喜びと悲しみを繰り返す心情を表す四字熟語

目次

一喜一憂の読み方と意味

読み方

いっきいちゆう

意味

「一喜一憂」とは、物事の成り行きによって喜んだり悲しんだり、感情が大きく揺れ動くことを意味します。

  • 「一喜」=ひとたび喜ぶ
  • 「一憂」=ひとたび憂う(心配・悲しむ)

主に、心の浮き沈みが激しい様子や、その時々の状況に感情が左右される状態を表します。

一喜一憂の語源・由来

出典

『後漢書(ごかんじょ)』馬援伝

「人は福を得れば喜び、禍を受ければ憂う」
この思想を簡潔にまとめたものが「一喜一憂」という表現です。

古来より、人間の感情の移ろいやすさを戒めたり、あるいは情緒の豊かさを表現するために使われてきました。

一喜一憂の使い方と例文

使用シーンのポイント

  • 勝負や試合、受験結果などで心が揺れ動くとき
  • 相場や天気など、状況によって気分が変わるとき
  • 感情の安定を促すアドバイスとしても使える

例文

  • 株価の変動に一喜一憂していては、冷静な判断はできない。
  • 試合の展開に一喜一憂しながら応援した。
  • 彼は受験結果に一喜一憂する毎日を過ごしている。

一喜一憂と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
喜怒哀楽きどあいらく人間のあらゆる感情
千変万化せんぺんばんか物事の変化が多くて一定しないこと
明暗不知めいあんふち吉凶や成否がまだ分からないこと
吉凶禍福きっきょうかふく幸運と不運、人生の浮き沈み
栄枯盛衰えいこせいすい栄える時と衰える時の移り変わり

まとめ:一喜一憂は感情の揺れを表す日常的な表現

「一喜一憂」は、日常の出来事や人生の中で、状況によって感情が揺れ動く様子を端的に表した四字熟語です。
戒めとしても、豊かな感情表現としても使える便利な言葉であり、現代でも多くの場面で活用されています。

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