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う016|有無相生(うむそうせい)とは?存在と無の相互作用を表す四字熟語

四字熟語「有無相生(うむそうせい)」
目次

有無相生の読み方と意味

読み方

うむそうせい

意味

「有無相生」とは、有(存在)と無(不存在)は互いに生じ合い、相対的に成り立つものだという意味の四字熟語です。
存在があるからこそ無が理解でき、無があるからこそ有が認識できる、という哲学的な思想を表しています。

有無相生の語源・由来

出典

『老子』第二章

「有無相生」
老子思想における「道」の説明の一部で、有と無は対立ではなく相補的であると説かれています。

有無相生の使い方と例文

例文

  • 喜びと悲しみは有無相生の関係にある。
  • 有無相生の思想は東洋哲学の根幹を成す。
  • 光と影は有無相生のように切り離せない。

有無相生と関連する四字熟語

四字熟語読み方意味
表裏一体ひょうりいったい互いに切り離せない関係
一致相符いっちそうふぴったり一致して符合すること
相依為命そういいめい互いに依存して成り立つこと
陰陽相克いんようそうこく陰と陽が相対して作用すること
相生相克そうじょうそうこく互いに生じ、また抑制し合う関係

まとめ:有無相生は東洋思想の核心を表す言葉

「有無相生」は、存在と不存在の相互関係を示す言葉です。日常生活の中でも、光と影、喜びと悲しみといった対比の中で理解できます。

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