目次
雲煙縹渺の読み方と意味
読み方
うんえんひょうびょう
意味
「雲煙縹渺」とは、雲や霞が果てしなく広がり、遠くかすんでいる様子を表す言葉です。
山水の景色や幻想的な風景を形容する際によく使われます。
雲煙縹渺の語源・由来
「縹渺(ひょうびょう)」は、果てしなく遠くかすんで見えるさまを意味する語。中国古典詩文において、山水や景色を形容する表現として使われてきました。
雲煙縹渺の使い方と例文
- 山々の風景は雲煙縹渺として、まるで仙境のようだった。
- 湖の向こうに雲煙縹渺とした景色が広がる。
- 雲煙縹渺たる山水画に心を奪われた。
雲煙縹渺と関連する四字熟語
四字熟語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
烏煙瘴気 | うえんしょうき | 混乱や騒然とした状況 |
雲合霧集 | うんごうむしゅう | 多くの人や物が入り乱れて集まること |
雲散霧消 | うんさんむしょう | 跡形もなく消えること |
山紫水明 | さんしすいめい | 山や川の美しい景色 |
海市蜃楼 | かいししんろう | 幻想的で実体のない光景 |
まとめ:雲煙縹渺は、果てしない自然美を形容する言葉
「雲煙縹渺」は、自然の景色を荘厳かつ幻想的に表現する四字熟語です。詩や絵画、旅行記などに最適な表現といえるでしょう。
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